数年前から月に一度だけど、ふたつのワークに参加している。

数年前から月に一度だけど、ふたつのワークに参加している。ひとつはビオダンサというダンスのワーク。もう8年。そしてもう一つは友人が開催している読書会。こちらもそれ以上続いている。

アイリーン・キャディの「心の扉を開く」とポール・フェリーニの「無条件の愛」。心の扉は365日の日付があるので、その読書会の日のところを読む。無条件の方は1章ずつ読むのだけど、実はもう三巡目。読んで、感じたことを話す。日々のこと、日常のこととリンクして、心をノックされたようにポロリポロリと出てきて、普段心に溜まってしまった思いなども、自分の言葉で話す。この時間が月に一度あるだけで、どんなに救われているだろう。ずっとずっと、たんたんと続けてくれていること。心から有り難いと思う。

そして、昨日はもう一つのワーク・ビオダンサの日だった。理念だけじゃなく、もちろん理念もすばらしく、しっくり心にフィットしたのだけど、いろんな要素-場所・集まる人・ファシリテーター・・・ひっくるめて私にフィットしたのだと思う。よく続いている。長く続けていると、お互いのこともずっと見続けているから、自分の成長も仲間の成長も見続け、そのことをただただ見届けている感じ。黙って(ビオは踊っているときは言葉を発しないのです。また、終わった後はその日はそのワークのことはシェアしないのです。)自らの感情を味わい、一緒に踊っている仲間の感情を感じ、受け止め、流し・・・。

はじめて参加したときに、ここでは「今、ここにいよう」ここでは「自分自身でいよう」と深く思ったのだと思う。読書会も然り。そして私にとってその場所は自分自身でいられる場所・時間。「心を開く時間」になったのだと思う。もちろんいつでも完全にそう出来るわけではないのだけど、へこんだ日もそれを受け入れてくれる時間・場所・人。

毎日そんな場所・仲間が誰でもにあれば、それに超したことはない。けど、週に一度でも、月に一度でも、年に一度でもそんな時がもてるなら、その時はその事に心をグッと集中して、しっかり味わってみる。短い時間でもいいから、もしかして偶然すれ違った人だったり、景色だったり、出来事だったり、それでもいいからその時に心をグッと集中して。その「今」にいることを決意してみる。・・・その種(ネタ)はなんでもいい。

そしてありがとうと感謝を心に。


011_391『心の扉』


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